浮島湿原に行ってきました!
“ウキシマ湿原”初めて聞いたというかたもいるのでは?
私も北海道に暮らし始めて10年になりますが、ほとんど知らなかったです^^;
夫(工房スノーグース)は知っていたのですが訪れたことがなく
今回初めて訪れました。
置戸町からは、
遠軽CIから自動車専用道路を使い浮島CIで降りました。
約2時間かかりました。
駐車場に到着すると、まず目を引くのはこちらの案内板。

駐車場から湿原までは、約1.6kmの遊歩道を利用します。
遊歩道入り口には熊注意の看板が。。。
遊歩道の最初のほうは歩きやすく整備されていますが、
途中にはネマガリタケが道をふさぐように茂っている箇所があり
熊が竹藪から出てきてもおかしくない雰囲気満載でした^^;
あと、足元がぬかるんでいる個所や小さな刺す虫もいました。
いかれる際には肌の露出の少ないふくと歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
遊歩道を歩いてみられる植物で印象的だったのは、
こちら

カエデ科の葉っぱ
カラコギカエデ かと夫と予想していましたが
家に帰ってから図鑑で調べてみると違っていて。
オガラバナ もしくは ミネカエデ ではないかということになりました。
カエデはいろいろな種類がありすぎて名前を見つけるのが面白いです(笑)
そしてとっても大きな葉っぱ

実もついていました。

その植物は春に白いきれいな花をつけていた
ミズバショウ
夏になるとこんなに大きく、南国のフルーツのような実をつけるんですね。
びっくり!
木陰がとても心地良くぬかるんでいたところもありましたが
楽しい遊歩道でした。
そして浮島湿原に到着!


目の前が開けて、空がとてもひろく
ぽつぽつとある沼がなんだか不思議な雰囲気で
まるで物語の世界にはいったような気持ちになります。
湿原というとムシムシしているのかと思っていましたが、
心地良い風が吹いてとっても気持ちの良い空間です。
湿原は、東ノ沼、東大沼、北大沼、中ノ沼、南ノ沼、大沼などの区域に分かれていますが、
それぞれの沼を巡るように木道が整備されています。
散策されているかたも数人程度なので、
この広い空間をゆっくり散策することができます。
普段見かけない植物をたくさん見られました。
よく目立っていたのはこのかわいいホワホワした植物

ワタスゲ
ちいなさ可愛い花をつけていたのは

浮島湿原で一番見たかった植物 モウセンゴケ

葉っぱが美しい〜
花と葉っぱのバランスの悪さが面白いです

沼に生える エゾヒツジグサ

可愛い赤い実をつけた アカミノイヌツゲ

綿毛になった チングルマ

つぼみが多かったですがまばらに咲いていた タチギボウシ

一株だけ見つけた ホソバナノキソチドリ

トキソウ
一つ分からない花がありました。

多分 ヒメツルコケモモ かと思うのですが??
湿原の中につけられたシカの足跡も発見

いろいろな植物に出会えて、きれいな湿原を堪能しました。
北海道内に訪れたことのない場所がまだまだ沢山あって、
見たことのない植物に出会いたくなりました^^
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